タイル張り浴室からのリフォーム工事です。
タイルとステンレス浴槽のお風呂で室内はきれいな状態にみえました。
お客様の気になる点として
お風呂が寒い、段差がある、壁にヒビが入っているという事でした。
タイルと浴槽の取合いにすき間ができている部分については
ご主人様が何度かコーキングでうめていたそうです。
ご提案としては、バリアフリー・断熱・防水性を考えシステムバスをおすすめしました。
また、浴室が各システムバスメーカー規格より大きかったので
2.5cm単位で製作可能なタカラスタンダード製 ぴったりサイズシステムバスを
おすすめいたしました。
実際工事にはいり浴槽を撤去したところ
壁にヒビがあり、浴槽との取合いにすき間のあった部分の壁下地が
水腐れにより3分の1が無い状態でした。
タイル壁撤去、腐食木撤去後
また浴室床土間下からは、古い瓦がでてきました。この当時はよく古い家を解体した
あとの瓦などを浴室土間下にいれて工事することがあったようです。
それが年数がたつと、土間下に入った水により砂がさがり、瓦の間に大きなすき間が
生じて床がさがり、浴室内の見える箇所にもすき間が生じます。
今回は、極力瓦などの大きな残材は取り除き土間コンクリートを打ち
壁の下地を補修し、窓も断熱窓に取替ました。
浴槽を窓際に置くことで入口から洗い場までの動線をまっすぐに
白を基調にした壁なので部屋全体も明るくなります。
パッと見、カタログ写真のように見えますが実際のアフター画像です。
タカラシステムバスは、壁がホーローなので光沢が長持ちしお手入れも簡単。
床も磁器タイルなのデッキブラシでも掃除できます。
今回のように、タイル張り浴室(在来工法浴室)の場合、木下地が影響されていることは
よくあります。
築年数15年以上、タイル張り浴室
壁にヒビがある、浴槽・壁・床との取合いに髪の毛一本幅程度のすき間がある
浴室入口の床がブカブカするなど
上記のような事があれば一度信頼できる方に相談するのもいいと思います。
現場担当:大山
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